sanaritxt’s blog

思考をぽつぽつ置いておくところです。

第二十五回文フリ東京に参加します

みなさまこんにちは。前回の更新以来、間が空いてしまいました。すっかり寒くなりましたね。

さて、今回文フリ東京に参加します。ブース位置は1階、B-23です。

頒布書籍お品書きは新刊小説『虹色の世紀』と『平行線別離』(のこりごく僅か)です。双方とも持ち運びに手頃な大きさの文庫サイズ、通勤や休み時間、寝る前など隙間の時間にお楽しみいただけます。

せっかくですのでぜひぜひ。お気軽にお越しください!

 

f:id:sanaritxt:20171122103420j:imagef:id:sanaritxt:20171122103449j:image

 

そして……今回も、文学サークル『花と魚』さまの委託ございます!

『ミツユメ』吉川いと花著

『惣治郎』リリー・スイミー

フリーペーパーもございます。ぜひお越しくださいね。

 

私の頒布は

『虹色の世紀』

『平行線別離』

『試読冊子 平行線別離/虹色の世紀』

『ポストカード #moment01』

無配 詩歌句集

『柳句歌談義 俳句版』

 おまけ 栞です。

 

頒布書籍の内容をご説明いたします。

小説既刊『平行線別離』2017春 文フリ東京初版

A6文庫サイズ ビニールカバー 表紙キラ加工少し在庫僅か

f:id:sanaritxt:20171122085611j:image

『平行線別離』は別れをテーマにした短編集です。300文字で書いたショートショートを改稿、改定したものに加え、書き下ろしを加えています。大変ご好評いただいており、残部わずかです。収録した短編は、どれも性別を記しておらず、お好きな想像をしてお読みいただけます。

最後に、長編用原稿の第1章を短編に書き直した「残像オフィス」を収録。こちらは文字の物量がぎゅっと詰まっておりますが、読みやすいというお声をいただいたり、内容をお褒めいただいたりと、大変ありがたく思っております。ある事務所を退職直前の女性を主人公とし、登場する同性の同僚も個性的です。

 

小説新刊『虹色の世紀』2017冬 文フリ東京新刊

A6文庫サイズ ビニールカバー現地にて作業予定 表紙キラシール加工少し予定

f:id:sanaritxt:20171122085429j:imagef:id:sanaritxt:20171122103523j:imagef:id:sanaritxt:20171122103550j:image

 直前まで出せないかと思っていた新刊『虹色の世紀』です。

「継ぐ」をテーマに、ある一人の女性とその家族、友人あるいはパートナー、それらを横断、縦断する「虹」を色鮮やかに記しました。

こちらも300文字のショートショートを下敷きにし、それを改稿、書き下ろししました。短編それぞれ、単独でもお読みいただけます。そうして、全て読んだ時にひとつの物語、一人の人の物語として読むことができるように記しました。

過去を思い返すとき、すべてではなく、細切れの場面を思い出すように、あるいは記録として写真を撮るように、そのように短編を配置してあります。

詳細はウェブカタログにあります。

 https://c.bunfree.net/p/tokyo25/9501

転載しておきますね。

収録

 ・―序― (書き下ろし/十一月十八日)
  (1989年 0歳)

 f:id:sanaritxt:20171122103630j:image・隔世 (初出十七年九月 題「渡す」より/十一月十八日改稿)
  祖母からもらった浴衣と、添えられていた手紙。それから
  (2009年-2013年 20歳~24歳)

 f:id:sanaritxt:20171122103652j:image・虹(初出十七年六月 題「色」より/十一月十八日改稿)
  モラトリアム期 二人は部屋の窓から虹を見る
  (2010年 21歳)

 f:id:sanaritxt:20171122103715j:image・まどろみのBAR(初出十七年十月 題「酒」より/十一月十八日改稿)
  再会、そして告白
  (2014年 25歳)

 f:id:sanaritxt:20171122103746j:image・抱擁(初出十七年六月 題「傘」より/十一月十八日改稿)
  これまでのこと。存在の確かさ。
  (2017年 28歳~)

f:id:sanaritxt:20171122103817j:image ・あなたの世界(初出十七年四月 題「散る」/十一月十八日改稿)
  特別であること。
  (1994年 5歳)

  ほか、まえがき、あとがき。
 (まえがきは飛ばしてください。)

本編に、年や年齢を記すのを忘れていたので、これどうするかですね……

繋がりを読み解く楽しさもあります。お楽しみいただけたら嬉しいです。

 文庫2冊ともに500円です。ちょうど、ちゃんとお楽しみいただけると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

今回も選べるしおり付き

f:id:sanaritxt:20171122100611j:image

※画像は9月時点のもの。今回は明るい色が加わりますが、また青が多いですね……

ほか、

試読冊子『平行線別離/虹色の世紀』B5 12ページ

f:id:sanaritxt:20171122101104j:imagef:id:sanaritxt:20171122101111j:image

それぞれより、書き出しに配置されている短編「木陰の告白」「隔世」を収録します。両編ともにご好評いただいております。(隔世はショート版の折に評価いただきました)

こちらもワンコイン、100円です。シンプルコピー本ですが、佇まい綺麗です。意外と量があります。

4部ぐらいしか用意できなかったので、品切れの場合はご容赦くださいね。

 

ほか、ポストカードの販売があります。

 

さて、無配です。

無配 詩歌句集『柳句歌談」俳句版 2ページ

f:id:sanaritxt:20171122101412j:image

ミスって白紙2ページ付いているので4ページありますね……

たぶん2部ぐらいしかないので、お早めによろしくお願いいたします。あるいはツイッターまでご連絡ください。

 

会場の書籍の買い出しに行きたいため、ブースを留守にすることがあります。ですのでお取り置きやお越しいただけるお時間など、ツイッターでご連絡いただければ幸いです。

(不在字にメモなどで、書き置きを残していただいても大丈夫です)

 

それでは、23日、1階入って右奥のブース、B-23にてお待ちしております!