sanaritxt’s blog

思考をぽつぽつ置いておくところです。

第二十八回文学フリマ東京に参加します

こんにちは。

連休最終日、5月6日に東京で行われるイベントに出店します。

本記事では、

  1. イベント詳細
  2. お品書きご紹介
  3. 書籍それぞれのご紹介
  4. ほか、余談

を、記します。書籍内容のご確認を急がれる方は、記事中段までお進みください。

1.イベント詳細

イベント名 文学フリマ東京

場所 東京流通センター

時間 11時~17時

ブース№ コ―9

 webでカタログがチェックできます→https://c.bunfree.net/c/tokyo28/!/%E3%82%B3/9

f:id:sanaritxt:20190504042113j:plain

コ-9 二十八回文フリ東京 ブース位置

小説を販売しています。

 

今回、人気作ばかりが揃いました。おすすめのブースになっています。販売する身として、少し気が楽です。

できる限り、ブースにいるようにします。お気軽にお立ちよりください。試読もどうぞ。滅多にない機会です。せっかくなので、話しかけてみてください。楽しく過ごしたいですね。

基本的に人が来ないブースです。みなさまのお越しを心より、お待ちしております。

※ひとりのため、不在の場合があります。ツイッターなどで、ご連絡ください。

 

2.お品書き ご紹介(販売する書籍)

f:id:sanaritxt:20190504040044p:plain

二十八回文フリ東京 Sanaryx Studio お品書き

・小説『月光生』第二刷(東京初)函形状スリーブ付 400円 16ページ

・小説『残像オフィス』第三刷 函付 700円 65ページ

・小説予告 "Summer dot." 冒頭&予告解説 0円 12ページ

 以上楔

委託 『文学サークル花と魚』さまより

・小説『ニア』吉川いと花著 600円

・小説『星の瞳』リリー・スイミー 300円

ALL文庫サイズで揃いました!

3.書籍それぞれのご紹介

・小説『月光生』第二刷(東京初)函形状スリーブ付 400円 16ページ

f:id:sanaritxt:20190504041601j:plain

小説『月光生』紙スリーブ

月光生(がっこうしょう)
短編・奇譚

気が付けば月を見ている。

自己が永遠でないことへの不安。
対人、対社会への不安。
永遠に逃れることのできない不安に。

具体的な不安、漠然とした不安。疲弊した主人公は、時折病院で診察を受けていた。偶然にも医師は自分と容姿も雰囲気もよく似ている。目を合わせたことはない。

ある日、試供品として手渡された新薬は、月の形をした種子だった。

果たして、永遠の安息は訪れるのか。それとも……

誰もが抱える孤独、ほんの少しの心の隙間、ステータスやステージに関係なく存在する不安に届けたい、奇妙な一冊。

本書のイベントカタログ→https://c.bunfree.net/p/tokyo28/13615

f:id:sanaritxt:20190504050919j:plain

 残像オフィス
  • 用法 お別れの前後に服用

    さまざまな「別れ」と「その後も生きていくこと」をテーマにした一人称視点、オムニバス短編集。および長編、女性向け。

    なにもかもが変化していく、彩のうつろい続いてゆく日々のなか、本書をお楽しみいただけますように。

    短編のご案内
    日常にあるそれぞれの「別れ」をテーマにした短編集です。
    現代小説、幻想小説、世界観
    性別を記載していないものが多くあります。

    長編のご案内

    ちいさなオフィス。 離職するときになるまで気づけなかった、築けなかった人間関係。 上司以外は女性しかいない職場で、あえて壁を作っていた主人公。 あたらしい女が、まるで自分の残像のように、軽やかにオフタイムへ繰り出してゆく。 やがて、オフィスに残された彼女たちの間の壁が、やさしく溶けて行く。 

    詳細 残像オフィス ー平行線別離ー

    ※短編
    ・木陰の告白(桜花/短編 書き下ろし)
     別れのシーズンのあとさき。物語の語り手とは一体。

    ・給水塔の空(幻実/短編 SSをもとに書き下ろし)
     二人きり、だったあの場所をもういちど。初出より大幅増。

    ・紅造花世界(世界/短編 SSをもとに書き下ろし)
     知ってしまったことで、一変する世界。

    ※長編 
    ・残像オフィス 「残像」「城壁」「焚火」
    29歳の誕生日に、上司であり事務所の所長である石坂に別れを告げられた主人公、弓山寿。職場のほとんどのスタッフは女性で構成されている。 職場では石坂の右腕として、プライベートでは愛人であった弓山は、周囲の同僚との間に、必然的に壁を作ったままで働いていた。 
    弓山に代わり、あたらしいスタッフとして採用された若く優秀な女、吉川。石坂は弓山を捨て、吉川に乗り換える。若い吉川の出現により、弓山は職場にいられなくなり、プライベートも喪失し、退職して田舎に帰ることを決めた。連日引き継ぎと吉川の残務を残業でこなしながら、有給も消化できず、膨大な仕事に向かい、誰にも応援を頼めずにいた。 
    いつも事務所にいる構成的な女性スタッフの小西と菱田。管理職に男性しかいない職場のなかで、二人は弓山の状況を察して。
  •  
  • 別れ間際になって生まれる人間関係を、一人称で書く。
    弓山寿の五感をそのまま記し、読者へ流し込むことで、あたかも実体験したかのように感じていただくことをを目標に書かれた、没入感の高い長編。
  •  
  • 本書のイベントカタログ→https://c.bunfree.net/p/tokyo28/11777

f:id:sanaritxt:20190504051353j:plain

Summer dot.予告編
 
無配 12ページ 文庫サイズ
目立たない、光の当たることのない男子高校生の三年間
急激に成長する肉体と精神、中高一貫校に、別の中学からやってきた英(えい)と、ストレートで進学してきた、線の細い男、一(はじめ)
やがて二人の道はわかれて、一方はますます無口に、一方は学校に来なくなっていく。
バンド、放課後、スケッチ、音楽、塾、クラスメイト、男女、格闘技、確執、大人と子供の狭間。自分も周囲も変わっていくこと
 
2019年刊行予定の、「生きづらさ」をテーマにしたアンソロジーに収録予定
本書をお読みいただいて、発行まで楽しみにお待ちいただければと思います。
 
本書のイベントカタログ→https://c.bunfree.net/p/tokyo28/14752
 
4.そのほか、余談
 ぜひ遊びにきてください。話しかけていただく際に、SNSアカウントなどお持ちでしたら教えていただけると助かります。
席を外している場合、売り子さんがおりましたら、お伝えいただければブースに戻ってまいります。
また、SNSなど連絡手段をご存知の方は、ご一報ください。
 
イベントに出る機会が少ないため、とても楽しみにしています。
おまちしておりますー!