文フリ大阪に参加します
ブログアップするのが当日になってしまいましたが、文フリ大阪に参加します。
みなさま遊びにきてください!
お品書きは、春東京で頒布した
「別れ」をテーマにした連作短編小説『平行線別離』に付録本、『掌編小説集300字』が付きます。
『掌編小説集』は、コピー本ですが、この先改稿して小説にする、種でもあります。おたのしみに!
ただ、どちらも冊数はあまりありません。完売はないと思うのですが、お取り置きもいたしますので、Twitterへお取り置きのご連絡いただければ嬉しいです。
https://twitter.com/txtsana/status/909449243294810113
追加でミニ栞付きです。栞は何種類かのなかからお選びいただけます。
青が………多いですね……
電車での移動や、寝る前、ちょっとした空き時間にちょっと読める本です。読中、読後、さまざま想像を膨らませていただきたく思います。
没入感や、読んでくださるかたに合うように、最後の短編以外は全て、作中の登場人物の性別を記さずに書いています。人とひと。あなたと、誰か。浸っていただければ嬉しいです。
『平行線別離』のテーマである「別れ」
私たちにとって「別れ」は、日常のなかの出来事であるにも関わらず、あまり直視しないようにしていることかも知れません。別れても続いていく関係もあり、世界から消えるわけでもなく、消えたとしても心に残っている存在があるかも知れません。
誰かとともにいても、完全に溶け合うことのないように。ずっと平行線のように存在し続けること。
本書は祈りを込めた書籍です。
本書を書くにあたり、アイデアや雛形としてあった300字ショートノベルを、「別れ」というテーマに沿って大幅な書き直し、書き足し、あるいはまったく違う小説に作り変えています。その場で考えがまとまったものを、流し込んでいきました。新作もあります。
書き始めたのは締め切りの1日前でした。
手元にタブレットしかなかったので、まな板のようなキーボードを叩き続け、右手の指を一本ずつ突き指しながら書いていきました。ですので、後半小説としては短すぎて、掌編になってしまっています。
最後には、長編として発表するはずだった書きかけの小説の第1章を、テーマに合う形になおして収録しました。こちらは性別やキャラクターなどわかるように書いてあります。個人事務所、オフィスで働く個性的な女性達が出てきます。ワンマンの会社で振り回される厳しい状況ですが、「別れ」をテーマにひとまずの決着を記してあります。
台風により、ブース到着が14時を過ぎますが、ぜひ遊びにきてくださいね!